山下智久さんの少年期は、文字通り多忙を極めた青春そのものでした。1998年に始まった伝説的バラエティ番組『8時だJ』(テレビ朝日系)に出演すると、またたく間に看板Jr.のひとりとして頭角を現します。当時、数百人規模で存在していたジャニーズJr.の中で、ファンの人気投票でも常にトップ争いを繰り広げ、雑誌の表紙を飾るたびに完売が相次ぐ事態となりました。
高校進学後もその勢いは衰えず、2003年には「NEWS」のリーダーとして『NEWSニッポン』でメジャーデビューを果たします。グループの絶対的エースとしてセンターに立ち続けながら、個人のソロ活動でも2006年に『抱いてセニョリータ』をリリースし、累計売上80万枚を超えるモンスターヒットを記録しました。
当時の関係者や本人の手記でも語られている通り、アイドル活動と並行して明治大学商学部を一般選考(AO入試)で受験し、4年間でストレート卒業を果たした点も見逃せません。撮影現場の合間に参考書を開き、レポート提出に追われながらも第一戦でステージに立ち続けた姿勢は、単なる「作られた美少年」の枠組みを大きく超えていました。