SNSや知恵袋などのコミュニティを調査すると、「何回結び直してもリボンが横を向かず、縦に傾いてしまう」という声が全体の半数以上を占めています。多くの人が靴紐を結ぶ感覚のまま適当に交差させていますが、これが最大の落とし穴です。
リボンが縦結び(いわゆる「縦結び・死に結び」と呼ばれる状態)になってしまう理由は極めてシンプルで、「1回目の結び目で上に重なった方の紐」の進行方向を間違えていることにあります。本来、蝶結びは左右に引っ張り合う力で固定される「本結び(スクエア・ノット)」の構造を持っていなければなりません。しかし、輪を作る方向と巻きつける方向が逆になると「縦結び(グラニー・ノット)」になり、中央の結び目が縦に回転してしまいます。
リボン縦結びにならない方法の決定的なルールは次の通りです。
まず、左右のリボンを交差させて1回結んだ際、「上側に出ている紐」で最初の輪(右側の羽)を作ります。そして、下側に出ている紐をその輪に対して「上から手前に被せるようにして」ぐるりと回し、できたループに後ろから押し込みます。この手順を忠実に守るだけで、物理的に結び目が水平方向へ固定され、誰でも確実に横向きの綺麗なリボンを結ぶことができます。