どこにホクロを置くか。それは個人の顔立ちを解剖学的に分析し、魅力を引き出すグラフィックデザインの作業に近い。人気の部位にはそれぞれ視覚的な魔法が存在する。
目尻や泣きボクロの位置は、視線を目元に惹きつけ、潤んだようなドラマチックな眼差しを作り出す。口角の少し上に入れれば、キュートさと大人の色気が同居する独特のニュアンスが生まれる。さらに近年、特にオーダーが増えているのが「頬中央」や「鼻筋横」への配置だ。顔の中央寄りに視線を集めるポイントを作ることで、頬の余白が目立たなくなり、面長な印象を和らげる小顔効果が得られると評判を呼んでいる。