メーターパネルに表示される「波に浮かぶヨットや船」のように見えるシンボルは、自動車工学上の正式名称を「水温警告灯」または「冷却水警告灯」と呼びます。ISO(国際標準化機構)で規定された統一規格であり、水面を表現した波線の上に棒状の温度計が差し込まれているデザインが採用されています。
近年発売されている車両では、かつて標準装備されていた針式の水温計が廃止され、シンプルなランプ表示に置き換わったモデルが大半を占めています。そのため、普段見慣れないドライバーが「車に船のマークが出た」と直感的に認識し、検索するケースが後を絶ちません。
なお、警告灯ではなく「車の外装エンブレム」として船のマークを探している場合、イギリスの名門自動車ブランドであるローバー(ROVER)のバイキング船を模したエンブレムを指している可能性があります。しかし、運転席の計器盤(インパネ)内部に突如現れたマークであれば、100%エンジンの水温管理システムに関する通知です。