日本のSNSにおける個性的でクスッと笑えるポージングの原点は、間違いなくコメディ・お笑い文化の根底にある。特に吉本興業に所属する芸人たちがバラエティ番組やステージで見せる一瞬のコミカルなフォルムは、若者たちの写真表現に多大な影響を与えてきた。
たとえば、身体全体を使って野生的な躍動感を放つ江頭2:50の伝説的なポーズや、原色全開のスタイルと予測不能な動きで画面をジャックするフワちゃんの自撮りポーズは、まさにその象徴だ。彼女たちが体現する「完璧な美しさよりも、一瞬のインパクトとユーモアを優先する」という姿勢は、単なる流行にとどまらず、新しい写真文化として完全に定着した。