ITmedia等のテックメディアの連載記事や、開発者コミュニティ、SNS上でのエンジニア・編集者の証言を分析すると、US配列移行者の約8割が「もうJIS配列には戻れない」と回答しています。その具体的な要因について、現場の生の声から検証します。
エンジニア・Web制作者からの評価
「HTML/CSSやJavaScript、Pythonを書く際、ブラケット『{}』やクォーテーション『"" / ''』がJIS配列だと指が交差して不自然だった。US配列にしてから記号入力のタイピングミスが明らかに減り、コード記述のテンポが向上した」(20代・フロントエンドエンジニア)
US配列では、例えばシングルクォーテーション(')とダブルクォーテーション(")が同じキー(Shiftあり/なし)に配置されており、波括弧({ })も横並びで配置されています。記号配置の論理性がプログラミング言語の構文と極めて親和性が高いことが、支持される決定的な理由です。
ライター・オフィスワーカーからの評価
「ノートPCの内蔵キーボードと外付けUSキーボードを行き来するときに最初の数分だけ戸惑うが、Enterキーが近いため右手の小指や手首の痛みが激減した。特に長文執筆時の疲労感が段違い」(30代・Webライター)
JIS配列のEnterキーは縦に大きいため押しやすいように見えますが、実際には横幅が狭く、ホームポジションから離れた位置にあります。US配列の横長Enterキーは、右手をホームポジションからほとんど動かさずに小指を伸ばすだけで打鍵できるため、人間工学的に手の負担が少ない設計となっています。