種無しぶどうの作り方と仕組み|ジベレリン処理の適期と失敗を防ぐ極意

種無しぶどうの作り方と仕組み|ジベレリン処理の適期と失敗を防ぐ極意

今注目を集めている 種無しぶどうの作り方と仕組み|ジベレリン処理の適期と失敗を防ぐ極意について、主要な情報をご紹介しています。

種無し処理は、すべての品種で同一の希釈濃度や時期が適用できるわけではありません。小粒品種であるデラウェアと、大粒系品種であるシャインマスカットや巨峰・ピオーネでは、植物ホルモンに対する感受性や花穂の成熟スピードが大きく異なります。大粒品種では肥大効果をさらに高めるため、サイトカイニン系成長調整剤であるフルメット液剤の併用効果を活用するのが現在の標準体系です。

対象品種1回目処理(無核化目的)2回目処理(果粒肥大目的)フルメット併用・技術的ポイントデラウェア満開予定日の約14日前
(100 ppm)満開約10日後
(100 ppm)樹勢が極端に強い場合は無核化率が下がるため、開花前の花穂伸長の見極めが最重要。シャインマスカット満開期〜満開3日後
(25 ppm)満開10〜15日後
(25 ppm)1回目または2回目にフルメット(2〜5 ppm)を加用。果粒の肥大促進と脱粒防止に必須。ピオーネ / 巨峰満開完了時〜満開3日後
(12.5〜25 ppm)満開10〜15日後
(25 ppm)巨峰系は過剰濃度で果皮が硬化し着色不良を起こすリスクがあるため、希釈濃度を厳守。クイーンニーナ満開期〜満開3日後
(25 ppm)満開10〜15日後
(25 ppm)着色管理が繊細な赤色品種。フルメット高濃度添加は着色遅延の原因となるため微量添加に留める。
山崎 陸
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山崎 陸

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