急いでいる際にやりがちな自転車パンクの応急処置のやり方として、市販の瞬間パンク修理剤(スプレー缶)の注入や、100円ショップの簡易シールパッチの使用が挙げられます。しかし、これらの一時しのぎには見過ごせないデメリットが潜んでいます。
液状シーラントを注入するタイプの補修剤を一度使ってしまうと、チューブ内部全体に薬品が付着し、後からプロの整備士が本修理しようとしてもパッチが接着しなくなります。結果として、本来なら1,000円台の穴埋めで済んだはずの軽微なパンクでも、強制的にチューブ交換(数千円の出費)へ直結してしまいます。数時間後に自転車店へ持ち込める環境なら、薬品を無理に注入せず、そのまま店舗へ運ぶのがトータルコストを抑える近道です。
【プロの結論】持ち込み修理と出張修理の賢い選び分け
状況に応じた最適な選択基準は以下の通りです。
▼ 店舗持ち込みを選ぶべき人
・店舗まで徒歩10分〜15分圏内にいる
・修理費用を1,000円〜1,500円前後の最安値に抑えたい
・日中で時間に多少の余裕がある
▼ 出張修理を呼ぶべき人
・最寄りの店舗まで2km以上あり、押して歩くのが困難
・重いチャイルドシート付き電動アシスト車で自走不能
・仕事や家事で手が離せず、指定場所で待機中に直してほしい