坂本龍馬と西郷隆盛が本当は不仲だった?薩長同盟の驚愕の真相

坂本龍馬と西郷隆盛が本当は不仲だった?薩長同盟の驚愕の真相

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歴史研究において最も信頼性の高い一次史料の一つが、龍馬自身が残した膨大な書簡です。書簡を精読すると、二人の「関係性と仲」が美談だけで語れるものではなかった実態が見えてきます。

慶応元年(1865年)以降、龍馬の手紙には西郷に対する絶対的な敬意とともに、薩摩藩の強大な軍事力をいかに日本再生のエネルギーに変えるかという戦略的意図が頻繁に登場します。龍馬にとって西郷は、自らが構想する新しい国家モデルを実現するために「最も動かさねばならない最大のピース」でした。

また、西郷隆盛の評価においても、龍馬は単なる仲介者ではなく「国家の大計を語り合える対等な同志」として認識されていました。西郷は周囲に対して「天下に有志は多いが、坂本のように肚(はら)の座った男は滅多にいない」と漏らしたと伝えられており、互いに代えの利かないビジネスパートナーとしての絶大な信頼を寄せていたことが伺えます。

比較項目坂本龍馬のポジション・特徴西郷隆盛のポジション・特徴現代の歴史研究に基づく評価組織上の立場土佐藩脱藩浪士/亀山社中・海援隊隊長薩摩藩側役・軍賦役(実質的指導者)身分を超えたトップダウン&ボトムアップの協働主な役割情報収集、交易仲介、国家構想の立案軍事・政治の最終決断、藩論の統合構想力(龍馬)と実行力・軍事力(西郷)の完全補完関係性の本質薩摩のリソースを活用し大政奉還を目指す龍馬の商社機能(武器調達・長州連絡)を活用感情論を排した極めて現実的な戦略的アライアンス相互の評価「大きく叩けば大きく響く鐘」「天下に並ぶもののない度量と胆力」互いの特性を正確に把握したプロフェッショナルな信頼
池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。