「しらこい」が日常会話として根付いている地域は、主に四国地方全域および関西地方(近畿圏)です。
特筆すべきは四国地方における浸透度の高さです。徳島県(阿波弁)や香川県(讃岐弁)、愛媛県(伊予弁)、高知県(土佐弁)では、世代を問わず定番の言葉として定着しています。「あの人の言うことはしらこいわ」「しらこいことばっかり言うな」といった言い回しは、家庭内から学校、職場に至るまで日常茶飯事に飛び交います。
関西圏(大阪・兵庫・京都・和歌山・奈良・滋賀)においても広く通用します。関西では「しらこい」の派生形として、語尾を変化させた「しらこいわ」「しらこいヤツ」「しらこく生きる」といった表現が頻繁に用いられます。関西の芸人やタレントがバラエティ番組で口にすることも多く、関西カルチャーを象徴するワードの一つとして認知されています。