なぜ、若くして腹部に消えない横線が刻まれてしまうのか。その最大の元凶は、無意識のうちに身体をむしばむ猫背にある。長時間のPC作業やスマートフォンの閲覧時、頭部が前に落ちることで骨盤が後傾し、お腹の皮膚が上下から圧縮される。この状態が日常化すると、血行不良と相まって皮膚に固定的な折り目が定着してしまう。
こうした座りがちな生活様式が及ぼす健康影響については、厚生労働省の各種ガイドラインでも注意が喚起されている。長時間同じ姿勢を保つことは、局所的な血流障害や姿勢保持筋の衰退を招くためだ。横線シワを根本から消し去るには、一時のマッサージだけでなく、骨盤を立てて背骨の自然なS字カーブを取り戻す姿勢の再教育が最短ルートとなる。