命の危機に瀕した患者を24時間365日体制で受け入れる高度救命救急センター、そしてハイリスクな妊娠・出産や新生児医療に即応する周産期母子医療センター。これら重篤な局面を担う部門の存在感は圧倒的だ。救急車の受け入れ要請に対する迅速なトリアージは、地域医療連携ネットワークに支えられている。
重症患者の治療が一段落した段階で、リハビリや維持期を担う地域の連携病院へとスムーズにバトンを渡す「下り搬送」の体制も整えられている。病床を常に空けておくことで、突発的な重症例をいつでも受け入れられる循環を作り出しているのだ。