道仁会の現在と組織の全貌|歴代会長の系譜から久留米本部の今を徹底解剖

道仁会の現在と組織の全貌|歴代会長の系譜から久留米本部の今を徹底解剖

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道仁会の歩みは、他組織からの干渉を徹底して拒み、独立を維持し続けた武闘の歴史そのものです。そのピラミッド型組織の頂点に立ってきた歴代トップの経歴を紐解くと、組織の性格が浮き彫りになります。

初代会長である古賀磯次は、戦後の混乱期に久留米市で勢力を拡大し、1971年に道仁会を結成しました。他団体との合流を頑なに拒み、「一本独鈷(いっぽんどっこ)」と呼ばれる独立路線を敷いたことで、九州屈指の武闘派集団としての基盤を築き上げます。1980年代には山一抗争の余波が九州に及ぶなか、近隣組織との激しい衝突を制し、その名を行政警察にも強く刻み込みました。

1992年に跡目を継いだ二代目・松尾誠次郎の時代、組織はさらなる拡大期を迎えます。暴対法(暴力団対策法)が施行された同年、道仁会は指定暴力団に指定されました。松尾は強硬姿勢を保ちつつも組織の近代化を推し進め、傘下団体を統制しましたが、2006年に突如として引退を表明します。

この引退劇が引き金となり、道仁会は史上最大の激震に見舞われます。松尾の指名で三代目に就任した大中義久に対し、副会長ら有力幹部が激しく反発して離脱。この分裂劇が、後に凄惨を極めた抗争の端緒となりました。大中三代目は就任翌年の2007年、福岡市内で対立勢力の手により射殺されるという非業の最期を遂げます。

組織崩壊の危機に直面するなか、2008年に四代目を継承したのが小林哲治です。小林は初代・古賀の薫陶を受けた直系組長であり、就任直後から対立勢力との徹底抗戦を指揮。長期にわたる抗争を牽引した中心人物として警察当局から最重要人物としてマークされ続け、複数回の逮捕・服役を経験しながらも、現在に至るまで最高権力者として君臨しています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。