Q1:春のスギ花粉症を持っていなければ、秋の花粉症にはなりませんか?
A1:スギ花粉に対するアレルギーがなくても、秋花粉症を発症する可能性は十分にあります。スギとブタクサ・ヨモギはアレルゲン構造が異なるため、春は無症状でも秋だけ激しい症状が出る人は大勢存在します。近年の草刈り頻度の低下や住宅地周辺の植生環境により、大人になってから突然発症するケースが増加しています。
Q2:10月の花粉対策として、換気や洗濯物の外干しはどうすればいいですか?
A2:草本花粉は早朝から午前中、および夕方の乾燥した時間帯に多く飛散します。外干しは極力避け、秋の間は部屋干しや浴室乾燥機を活用するのが最も安全です。換気を行う場合は、窓の開口幅を10cm程度にとどめ、レースのカーテンを閉めることで室内への花粉流入を約70〜80%遮断できます。
Q3:秋の花粉症を根本的に治す治療法(舌下免疫療法など)はありますか?
A3:現在、保険適用されている舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)は「スギ花粉」と「ダニアレルゲン」の2種類のみであり、ブタクサやヨモギを対象とした舌下免疫薬は国内では流通していません。そのため、秋花粉に対する基本戦略は、花粉の徹底回避(物理的遮断)と、抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬による適切な対症療法となります。