アク抜きの必要がないのらぼう菜は、和・洋・中華のあらゆる調理技法と抜群の相性を誇ります。その中でも家庭で手軽に作れて支持率が極めて高い3大人気レシピを紹介します。
1. 素材の甘みが際立つ「極上だし醤油おひたし」
黄金比で茹で上げたのらぼう菜を、出汁の効いたつゆに浸すだけの王道レシピです。
- 材料(2〜3人分):のらぼう菜 1束(約200g)、白だし 大さじ2、水 100ml、みりん 小さじ1、削り節・すりごま 適量
- 作り方:
① 前述の黄金時間で茹でて水気を絞ったのらぼう菜を、食べやすい4cm幅にカットします。
② 白だし、水、みりんを合わせた浸け地に、カットしたのらぼう菜を投入して軽く和えます。
③ 冷蔵庫で15〜30分ほど寝かせると、茎の内部まで出汁がじんわり染み渡ります。器に盛り付け、仕上げに削り節やすりごまを振って完成です。噛むごとに溢れ出すジューシーな甘みと出汁の相乗効果を堪能できます。
2. 下茹で不要で旨味爆発!「のらぼう菜と豚バラ肉のにんにく醤油炒め」
アク抜き不要という最大のメリットを活かし、生のままフライパンに投入する時短・高火力レシピです。豚の脂を纏った茎のシャキシャキ感がやみつきになります。
- 材料(2人分):のらぼう菜 1束、豚バラ薄切り肉 150g、にんにく(みじん切り) 1片分、ごま油 大さじ1、醤油 大さじ1、みりん 大さじ1、塩・粗挽き黒胡椒 少々
- 作り方:
① のらぼう菜は生の水洗い後、4〜5cm長さに切ります(茎と葉に分けておく)。豚肉は一口大に切ります。
② フライパンにごま油とにんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ったら中火にして豚肉を炒めます。
③ 肉の色が変わったら、まずのらぼう菜の「茎」を投入して1分ほど強火で炒め合わせます。
④ 茎に油が回って鮮やかな緑色になったら、「葉」を加え、醤油・みりん・塩・黒胡椒を一気に回し入れます。
⑤ 葉がしんなりする手前(約30秒)で火を止めます。予熱で火を通すことで、炒めすぎを防ぎ驚くほどのシャキシャキ食感に仕上がります。
3. 春の香りを楽しむ「のらぼう菜とアンチョビのオイルパスタ」
イタリア料理の定番「チーマ・ディ・ラーパ(菜花)のパスタ」をのらぼう菜で再現。茎の甘みとアンチョビの塩気・旨味が絶妙なコントラストを生み出します。
- 材料(2人分):スパゲッティ 160g、のらぼう菜 1/2束、アンチョビフィレ 3〜4枚、にんにく 1片、鷹の爪 1本、オリーブオイル 大さじ2、パスタの茹で汁 おたま1杯分
- 作り方:
① 鍋にたっぷりの湯と塩(湯の1%)を沸かし、パスタを茹で始めます。
② フライパンにオリーブオイル、潰したにんにく、鷹の爪を入れ弱火にかけます。香りが出たらアンチョビを加え、木べらで潰しながら溶かします。
③ パスタの茹で上がり1分前になったら、パスタの鍋の中に3cmに切ったのらぼう菜を直接投入し、一緒に茹で上げます(別鍋で茹でる手間をカット)。
④ フライパンに茹で汁を加えて乳化させ、湯切りしたパスタとのらぼう菜を一気に加えて手早く絡めます。