釣りの規制が進んだ一方で、観光・景観スポットとしての真名瀬の評価は年々高まっています。その中心にあるのが、真名瀬海岸からの富士山と鳥居の絶景撮影スポットです。
真名瀬の沖合約800メートルに浮かぶ無人島「名島(菜島)」には、森戸大明神の神域を示す朱色の鳥居が鎮座しています。さらにそのすぐ隣には、昭和のスター・石原裕次郎氏の三回忌を記念して兄の石原慎太郎氏らの寄付により建設された「裕次郎灯台(正式名称:葉山灯台)」が白い姿を見せています。
撮影のベストコンディションは以下の通りです。
- 空気の澄んだ秋・冬季(11月〜2月):雪を冠した富士山がくっきりと浮かび上がり、青い海、白い灯台、赤い鳥居のコントラストが極まります。
- 夕暮れ時のマジックアワー:日没直前、相模湾の水平線が茜色から紫色へと移り変わるグラデーションは、息をのむ美しさです。
- ダイヤモンド富士(4月上旬・9月上旬頃):気象条件が揃えば、富士山頂に夕日が沈む奇跡的な光景を真名瀬海岸周辺から捉えることができます。
防波堤には立ち入れませんが、漁港に隣接する砂浜や遊歩道から十分に迫力ある構図を狙えます。三脚を使用する際は通行者の動線を塞がないよう配慮し、私有地への無断立ち入りを避けることが撮影者の基本マナーです。