2026年3月21日、東京・国立競技場で行われた2026年北中米ワールドカップ・アジア2次予選第3戦(日本が1-0で勝利)の直後、衝撃の一報が関係者を駆け巡りました。5日後の3月26日に平壌で開催予定だった第4戦について、北朝鮮側が「平壌での開催は困難」とアジアサッカー連盟(AFC)へ一方的に通告してきたのです。
公式発表資料および日本サッカー協会(JFA)の会見によると、北朝鮮側が平壌開催見送りの理由として掲げたのは、日本国内で報告数が増加していた劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の流入リスクでした。「人食いバクテリア」などとセンセーショナルに報じられた感染症を警戒し、防疫措置を理由に日本選手団および関係者の受け入れを拒絶した形です。しかし、医学関係者の間では、STSSは飛沫や傷口からの接触感染が主であり、適切な衛生管理とスクリーニングで十分対応可能であるとの見解が主流でした。
実態としては、医療インフラが極めて脆弱な北朝鮮国内において、わずかな感染症リスクすら国家体制を揺るがす脅威と捉える過剰な防衛本能が働いたとみられています。加えて、第3戦で日本に惜敗した直後の政治的思惑や、自国サポーターの前で連敗することを嫌気した軍・党上層部の意向が絡み合った結果、国際試合の履行義務を放棄する事態に至りました。