アルゴリズムによって自分に都合の良い情報ばかりが強化される「フィルターバブル」が深刻化する今日において、報道・ジャーナリズムが果たすべき真の役割とは何か。ネット上の短尺動画やSNSの断片的な言葉があふれる中で、互いに譲らない異論を真っ向から戦わせる生放送討論の価値は高まり続けている。
あらかじめ編集されたニュース番組では切り落とされてしまう「思考のプロセス」や「反論に対する戸惑い」が、生の映像にはそのまま映し出される。異なる価値観を持つ論客たちが同じテーブルで怒鳴り合い、時には歩み寄る姿を見せること。それこそが、分断が叫ばれる現代社会に必要なジャーナリズムのダイナミズムであり、視聴者に自ら考えるきっかけを提供している。