昭和・平成のテレビ界で圧倒的な数字を誇った細木数子氏の威光に対し、細木かおり氏が率いる「現在の六星占術」はどのように評価されているのでしょうか。SNSやネットコミュニティ(知恵袋、女性向け掲示板等)の生の声、公式鑑定会の参加者レポートからその実態を紐解きます。
現在のかおり氏に対する利用者の声は、明確に二分されています。
【肯定的な評価(利用者の約7割)】
「数子先生の時代は怖くて相談できなかったが、かおり先生は同じ母親目線で子どもの受験や反抗期の悩みを親身に聞いてくれた」「言葉遣いが丁寧で、頭ごなしに否定されないので前向きになれる」といった、安心感と共感力を称賛する声が主流です。特に30代〜50代の子育て層・主婦層からの支持が厚く、インスタライブやYouTubeでの日常相談は高いエンゲージメントを誇っています。
【物足りなさを指摘する声(利用者の約3割)】
一方で、往年の細木数子ファンからは手厳しい意見も見られます。「やはり数子先生のような、人生を根底から揺さぶられるような凄みや迫力がない」「アドバイスが無難すぎて、普通の人生相談と変わらない気がする」という声です。かつて芸能人を一喝して涙させ、茶の間を釘付けにしたエンタメ性は影を潜め、極めて堅実なカウンセラー型へと変化したことに対するギャップが指摘されています。
しかし、エンタメジャーナリズムの視点で見れば、この「脱カリスマ化」こそが六星占術を2026年まで延命させた最大の功績と言えます。平成後期、強烈な霊感商法批判や放送倫理の厳罰化によって、威圧型の占い師はテレビから一掃されました。かおり氏の持つ「普通の主婦の清潔感」こそが、コンプライアンス重視の現代においてブランドを存続させるための防弾チョッキとなったのです。