この屋上庭園を語る上で欠かせないのが、約10店舗のフードカートが軒を連ねる開放的なフードテラスです。その中でも絶対的な存在感を放つのが、昭和43年(1968年)の創業以来、屋上で本格手打ち讃岐うどんを提供し続ける名店「かるかや」です。
作家の開高健をはじめ数々の文化人にも愛された「かるかや」のうどんは、機械を一切使わずに職人が手打ち・手切りしたコシの強い極太乱切り麺が特徴です。改装計画が発表された際には「かるかやの味は残るのか」とオールドファンから心配の声が相次ぎましたが、現在も屋上テラスでその伝統の味を守り続けています。看板メニューの「かるかやうどん(冷・温)」は、コシのある麺に濃いめの出汁、油揚げ、ネギ、揚げ玉が絶妙に絡み合い、ワンコイン強のリーズナブルな価格帯で本格的な味を堪能できます。
さらに、屋上フードエリアには窯焼きピザ、フィッシュ&チップス、クラフトビール、本格ジェラートなど、多彩な国際色豊かなメニューが揃っています。春先から秋口にかけて開催される「食と緑の空中庭園 ビアガーデン 2026」では、夜風を感じながらクラフトビールとBBQプレートを楽しむグループで賑わいを見せています。