店先のショーケースに並ぶ多彩なメニューは、季節限定品を含め常時20種類以上におよびます。来店客への聞き取り調査およびPOSデータの動向を総合すると、むすび屋の人気具材には明確な傾向が見られます。
圧倒的な支持率を誇る第1位は「贅沢いくらと塩鮭」。粒立ちの良い大粒いくらを表面だけでなく中身の奥深くまで惜しみなく詰め込み、脂の乗った塩鮭の塩味と見事な調和を生み出しています。第2位には、特製タレに漬け込んだ卵黄が濃厚にとろけ出す「卵黄醤油漬け肉そぼろ」、第3位には直火で香ばしく炙った「焦がし味噌焼きおにぎり」がランクインしています。
気になるむすび屋の値段ですが、定番の塩むすびが220円(税込)から、具材が溢れんばかりに盛られたプレミアムラインは480円〜680円(税込)前後に設定されています。コンビニエンスストアのおにぎりが150円〜250円程度であることを考えると一見強気な価格帯に見えますが、米の総量が約150g〜180g(通常のおにぎりの約1.3〜1.5倍)に達すること、具材比率が全体の35%を超えている点を考慮すると、十分に納得できる費用対効果を備えています。