宮内庁の内部では、今後の皇室の体制強化に向けた議論が水面下で進められている。皇族数の減少という避けられない現実を前に、どのような公務の分担が最適なのか。そこには上皇后さまの思いも深く影を落としている。
「美智子さまは、秋篠宮家が担う役割の重要性を誰よりも深く理解されています」と前出の宮内庁関係者は明かす。次世代へのスムーズな継承を見据え、どのような備えが必要なのか。すでに水面下では、具体的な公務の再編や支援体制の見直しを着々と進める動きが見られる。
静かなる構造改革。それは派手な宣伝を伴わず、しかし着実に皇室の未来を形作っていく。これから数年で顕在化するであろう変化は、日本の国柄や文化のあり方にも波及する可能性を秘めている。