宝登山神社の創建は、社伝によると西暦110年(第12代景行天皇の御代)にまで遡ります。東征の途にあった日本武尊が山頂を目指す最中、猛烈な山火事に遭遇した際、突如現れた神犬(巨犬)たちが猛火を消し止め、尊を救ったという伝説が残されています。この神恩に感謝し、尊が「火止山(ほどやま)」と名付けて神霊を祀ったのが始まりと伝えられており、後に宝珠が光り輝きながら山上に飛来した瑞祥から「宝登山」へと改められました。
主祭神には、国土平安を司る神日本磐余彦尊(神武天皇)、山の神である大山祇神(おおやまづみのかみ)、そして火の神である火産霊神(ほむすびのかみ)の三柱が祀られています。
こうした由来から、第一のご利益として挙げられるのが「火災盗難除け」と「諸難除け」です。災厄を退け平穏な日常を守る守護の力は全国屈指と評されています。さらに、「宝の山に登る神社」という縁起の良い漢字表記と、山林の豊かな実りをもたらす神徳が結びつき、金運招福・商売繁盛・事業繁栄を祈願する参拝者が後を絶ちません。荘厳な社殿を囲む深い社叢には澄んだエネルギーが満ちており、訪れる者の心を整える強力なパワースポットとして揺るぎない地位を築いています。