手足のトラブルをドラッグストアで解決したい場合、悩みの種類に応じて手に取るべき魚の目・たこ治療薬や市販の角質軟化剤は明確に分かれます。
① かかとのガサガサ・ひび割れ・角化症
かかと全体が白く粉を吹き、鏡餅のように割れて痛むケースでは、ピンポイント用のサリチル酸高濃度製剤は刺激が強すぎます。最適な代替品は、第2類医薬品・第3類医薬品の高濃度尿素製剤(20%尿素配合軟膏)や、サリチル酸配合のフットクリームです。尿素は角質の水分保持力を劇的に高めつつ角質タンパクを分解するため、サリチル酸ワセリン軟膏に近い「柔軟化+保湿」の相乗効果を発揮します。
② 歩くと芯が刺さるように痛む「魚の目(鶏眼)」
皮膚の深部へ向かって角質の芯(角質柱)がめり込んでいる魚の目には、スピール膏などの貼布剤、またはイボコロリ液がベストマッチです。中央の芯のサイズに合わせた保護パッド付きの製品を選び、健康な皮膚を保護しながらサリチル酸を高濃度で密着浸透させ、芯がポロリと取れるまで軟化を促します。
③ 摩擦で平たく分厚くなった「たこ(胼胝)」
足裏の骨の突起部や指の付け根にできる平たい角化には、スピール膏フリーサイズタイプや塗布タイプのイボコロリが有効です。数日間密着させて角質層が白く軟化した段階で、ピンセットやお湯につけた後の軽石などで無理のない範囲で除去していきます。