加護亜依さんを語る上で欠かせないのが、同い年で同期の辻希美さんとの「辻加護」コンビです。双子のように息の合った2人は、まるで子犬がじゃれ合っているかのような無邪気さで、バラエティ番組『HELLO! MORNING』や音楽特番を縦横無尽にかき乱しました。
当時のモーニング娘。は、シングルをリリースすればミリオンセラーが当たり前という黄金期。『恋愛レボリューション21』や『ザ☆ピース!』などのメガヒット曲において、加護さんはセンター級の存在感を発揮します。単に「可愛いマスコット」にとどまらず、歌唱面でも安定したピッチとハスキーで芯のある歌声を披露し、楽曲のクオリティを支える重要メンバーとして重宝されました。
2人の爆発的な人気の理由は、計算の一切ないリアルな少女たちの成長ストーリーとお茶目なドタバタ劇にありました。過密スケジュールの中でも常に笑顔を振りまき、いたずらっぽく笑う「あいぼん」の姿は、日本中のファンに元気と癒やしを与え続けたのです。