資源エネルギー庁が毎週公表している石油製品価格調査によると、直近におけるレギュラーガソリン価格今日の全国平均は1リットルあたり181.8円前後で推移しています。2024年から2025年にかけて実施された政府の激変緩和措置の段階的改編を経て、市場価格は実質的な実勢価格を反映する形へと移行しました。
油種ごとの内訳を見ると、プレミアム燃料であるハイオクはレギュラーに比べてリッターあたり約11円〜12円高、物流とディーゼル乗用車を支える軽油は約20円安い水準を維持しています。ただし、地域間の格差は拡大傾向にあり、輸送コストや製油所からの距離、地域内の競合状況によって、同一都道府県内であってもリッターあたり10円以上の開きが生じているのが現状です。
過去3年間のガソリン価格推移を振り返ると、2023年秋口に記録した185円超えの歴史的高値から、政府による補助金のテコ入れで一時的に170円台前半まで抑え込まれた時期がありました。しかし、財政負担の限界と脱炭素方針(GX推進)への整合性から支援スキームが見直された結果、現在はこの180円前後が新たな「標準相場」として定着しています。