性別によっても、土に潜る意図や潜行パターンの深刻度は大きく異なります。特に交尾後のメスとオスの単独飼育では、行動の背景に明確な違いが表れます。
メスが土に潜ったまま数日間出てこない場合、その多くは「産卵行動」に入っています。成熟したメスは、適度に湿ったマットの底付近に1粒ずつ卵を産み落とすため、1日の大半を土中で過ごすようになります。夜間だけ数分ほどエサを食べに上がり、すぐにまた潜っていくケースも珍しくありません。
一方、オスが夜になっても土から出てこない場合は注意が必要です。オスには産卵行動がないため、夜間も潜りっぱなしの時は「過度なストレス」や「体調不良」を抱えているサインとなります。多頭飼育による他のオスとの激しいケンカ、明るすぎる飼育場所、頻繁に触られる振動などが引き金となり、身を守るために土中へ引きこもってしまうのです。