立雲峡の魅力は秋の雲海だけに留まりません。春には「但馬吉野」と称される兵庫県屈指の桜の名所へと姿を変えます。
山肌一帯には、樹齢300年を超える老木を含む山桜やソメイヨシノなど、約3,000本もの桜が群生しています。例年の開花時期は4月上旬から4月中旬頃で、標高差があるため麓から山頂付近へと順を追って咲き進み、比較的長い期間にわたって花見を楽しめるのが特徴です。
春の立雲峡では、淡いピンク色に染まる桜並木の合間から、新緑に包まれた竹田城跡を望むという風光明媚な景色が広がります。また、春先(3月〜4月上旬)であっても、前日との寒暖差や湿度条件が整えば「桜と雲海と天空の城」という奇跡的なトリプルコラボレーションに遭遇できるチャンスもあります。