福岡県大会最大のハイライトといえば、全国屈指の激戦区として全国から熱視線を浴びる高校の部 Aパートです。わずかなミスも許されない極限のプレッシャーの中、各校が持ち味を最大限に発揮した素晴らしいステージを披露しました。
審査の結果、見事に金賞を受賞し、九州吹奏楽コンクールへの代表推薦を勝ち取った学校の演奏は圧巻の一言でした。なかでも注目を集めたのが、全国大会常連である精華女子高校吹奏楽部です。課題曲で見せた一糸乱れぬリズム感と、自由曲(D.ギリングハム作曲の重厚なレパートリーなど)における圧倒的なスケール感と色彩豊かなサウンドは、会場全体を別世界へと引き込みました。
また、同じく全国レベルの演奏力を誇る福岡工業大学附属城東高校の演奏曲も聴衆を魅了しました。緻密なスコアリーディングに基づく構築美と、ホールを揺るがすシンフォニックなブラスセクションの咆哮は、まさに横綱相撲とも言える完成度。さらに、福岡第一高校をはじめとする実力校も独自の音楽性を打ち出し、ハイレベルな金賞争奪戦を見事に勝ち抜きました。