『ちびまる子ちゃん』の映像化は、アニメ業界にとっても大きな転換点だった。日本アニメーションが制作を担当し、フジテレビ系列での放送が始まると、瞬く間に最高視聴率39.9%を記録する大社会現象へと発展した。
時代が流れた現在では、テレビ放送にとどまらずNetflixなどのグローバルな動画配信プラットフォームを通じて、世界各国の言語に翻訳されて親しまれている。紙の雑誌(集英社)から生まれたひとつの日常系コメディが、映像制作会社と放送局、そしてグローバル配信の波に乗り、国境や半世紀の時間を超えて継承され続けている事実は圧巻だ。