どれほど手入れがスマートで格好良く見えても、その本質は「世界最高峰の運動能力と知性を持つ作業犬」であることに変わりはない。見た目のクールさに惹かれて安易に飼い始めると、家庭内でのトラブルを引き起こす要因となる。
毎日の散歩は単に距離をこなすだけでは不十分だ。1日2回、各1時間以上の運動量は最低ラインであり、ただ歩くだけではなく、走る・投げる・探すといった目的を持った運動が必要とされる。さらに、知育玩具を使ったり新しいトリック(技)を教えたりと、脳に刺激を与えるアジリティ要素のある遊びが不可欠だ。
エネルギーや知的好奇心が満たされない場合、ストレスから家具の破壊、無駄吠え、動くものへの強い執着(車やバイクを追う行為)といった問題行動に発展しやすい。常に犬と向き合い、共に頭と体を動かす時間を楽しめる人でなければ、この犬種との生活を成立させるのは難しい。