お風呂場でスマートフォンを操作していると、画面に水滴が付着して「タップしても反応しない」「勝手にスクロールされる」といった誤作動が頻発します。これは静電容量方式のタッチパネルが水滴の電気信号を指先と誤認するために起こる現象です。無理に連打せず、乾いたタオルで水気を拭き取るのが鉄則です。
万が一、浴槽に落としてしまったり、画面に水没警告が表示されたりした場合は、以下の手順で冷静に対処してください。
- 電源を即座に落とす:通電を続けることがショートによる基板全損の最大原因になります。
- 水分を優しく拭き取る:乾いた柔らかい布で外周を拭き、充電口を下に向けて軽くトントンと叩いて水を出します。
- 絶対に振らない・ドライヤーの温風を当てない:激しく振ると内部に水が広がり、温風は防水パッキンを変形させて傷口を広げます。
- 完全に乾くまで充電ケーブルを差さない:最低でも24時間以上は乾燥した風通しの良い場所で自然乾燥させます。
運悪く基板まで水没損壊した場合の費用負担は小さくありません。補償サービス未加入の場合、最新ハイエンド機種の本体交換やメイン基板修理は80,000円〜150,000円前後に達することも珍しくありません。メーカーの有償サポート(AppleCare+など)に加入していても、過失事故として12,900円程度の自己負担金が発生します。日常の油断に対する代償としては極めて高額です。