植物に含まれるファイトケミカルの中でも、群を抜いた抗酸化力を誇るのがポリフェノールの一種、アントシアニンだ。米国農務省 (USDA)が実施した包括的な食品分析調査においても、主要な野菜・果物40種類以上の中で、最高レベルの抗酸化能(ORAC値)を記録したことが広く知られている。
アントシアニンは、青紫色の天然色素でありながら、細胞を酸化の脅威から保護する防壁として機能する。体内で発生する過剰な活性酸素を速やかに消去し、血管内皮細胞の老化を防ぐ作用は強烈だ。視力保護にとどまらず、全身の炎症反応を抑制するそのパワーこそが、スーパーフードとしての地位を盤石にしている。