2019年5月に公開された動画「キズナアイが4人いる体で動画を撮ってみた」を発端に、プロジェクトは始動した。初期の「オリジナル(1号)」に加え、中国語を担当する「4号」、そして声質やキャラクターの異なる「2号」「3号」が順次活動を開始。運営側は「キズナアイを多重化し、より多くの人々に届ける」という拡張路線を打ち出していた。
しかし、視聴者が受け取った印象は大きく異なっていた。最も大きな懸念は「オリジナル(1号)の声優交代・リストラ説」だ。動画の登場頻度が2号や3号に偏り始め、オリジナルボイスの出演回数が急減。ファンは「運営が中の人をすり替えようとしているのではないか」と強い危機感を抱いた。情報開示が不十分だったことも裏目に出た。ネット上では様々な憶測が実しやかに囁かれ、批判の声は日に日に高まっていった。