結論から言うと、A7の標準寸法は「74mm × 105mm(7.4cm × 10.5cm)」である。これは世界的な標準である国際標準化機構 (ISO)が定めた「ISO 216」規格に準拠しており、日本の国家規格である日本産業規格 (JIS)においても全く同一の寸法として制定されている。
どのような大きさなのかを直感的に把握するために、一般的な用紙サイズや身の回りの文具と比較したデータをまとめた。
- A4サイズ(210mm × 297mm):一般的なコピー用紙。A7はこのA4用紙を「8分の1」に折りたたんだ(切断した)面積に等しい。
- A5サイズ(148mm × 210mm):学術ノートや単行本サイズ。A7はA5の「4分の1」の大きさだ。
- A6サイズ(105mm × 148mm):文庫本や一般的なポケット手帳の大きさ。A7はA6をちょうど半分に折ったサイズにあたる。
- B7サイズ(91mm × 128mm):B判のポケットサイズ。A7よりも一回り大きい。
- 名刺サイズ(55mm × 91mm):一般的なビジネス名刺。A7(74mm×105mm)は名刺より幅・高さともに一回り大きいゆとりある紙面を持つ。
各種用紙の標準を網羅した技術規格・寸法ガイドを参照しても、A7は「片手でホールドしながら親指だけでめくれる限界の大きさ」として定義されることが多い。ポケットに入れてもかさばらず、しかしただのメモ用紙以上に十分な書き込みスペースを確保できる計算し尽くされたフォーマットなのだ。