「ラリる」の語源と意味とは?薬物の危険性やスラングの真相を徹底解説

「ラリる」の語源と意味とは?薬物の危険性やスラングの真相を徹底解説

「ラリる」の語源と意味とは?薬物の危険性やスラングの真相を徹底解説の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

「ラリる」とは、薬物やアルコールなどの影響によって中枢神経系が麻痺・抑制され、意識が朦朧として正常な思考や行動ができなくなる状態を指す俗語です。この言葉が一般に広まったのは1950年代から1960年代にかけてのことで、その語源には大きく分けて2つの有力な説が存在します。

最も広く知られているのが、1950年代に登場した世界初の精神安定剤・抗精神病薬である「ラルガクチール(一般名:クロルプロマジン)」に由来する説です。当時、精神医療の現場で画期的な鎮静効果をもたらした同薬ですが、強い眠気や脱力感といった副作用を伴いました。この薬剤を乱用した若者たちがボーッとした状態に陥る様子から、「ラルガクチールを飲む=ラリる」という隠語が生まれたとされています。

もう一つの有力説は、舌がもつれて正常に発語できず、何を喋っても「らりるれろ」のように聞こえる言語障害の状態から名付けられたという言語的アプローチです。どちらか一方のみが正解というよりは、薬の名前と実際の身体症状(構音障害)が合致したことで、瞬く間に当時のストリートカルチャーやメディアに定着していきました。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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