Q1:水糸の色は何色を選ぶのが一番見やすいですか?
A1:土やコンクリートの現場では「蛍光イエロー(蛍光黄緑)」が人間の比視感度(明るさを感じる感度)上、最も明瞭に視認できます。ただし、背景に黄色い防草シートや砂がある場合は「蛍光ピンク」や「蛍光オレンジ」が見やすくなります。現場の背景色とのコントラストで選ぶのが正解です。
Q2:風が強い日に水糸が揺れて作業になりません。現場ではどう対策しますか?
A2:風揺れを防ぐ最も確実な方法は、スパン(糸の長さ)の中間地点に「中間サポート」を設けることです。糸のライン上に補助杭を打ち、糸が触れるか触れないかの位置で支えることで、振幅を大幅に抑えられます。また、撚り糸よりも編み糸(ブレーディング糸)の方が風の巻き込みを受けにくい性質があります。
Q3:途中で水糸のテンションが落ちて緩んできた場合、どう再調整すべきですか?
A3:結び目を最初から解いて引き直すのではなく、ビス留めした糸の端部を少し手繰り寄せて輪を作り、ビスの頭にもう一度「巻き結び」を足す形でテンションを回復させます。市販の水糸用テンショナー(アジャスター金具)を事前に仕込んでおけば、金具を回転させるだけで数秒で締め直しが可能です。