SMAPと『24時間テレビ』の関わりの中で、ファンの間で「最も胸を打つ名場面」として語り草になっているのが2005年(第28回)の放送です。この年は、親友コンビとして知られる草彅剛と香取慎吾の2人がメインパーソナリティーに就任。「生きる」をテーマに、2人は障がいを持つ子どもたちとのチャレンジ企画などへ体当たりで挑みました。
番組がグランドフィナーレを迎える直前、日本武道館のステージに予期せぬ衝撃が走ります。事前告知が一切ない中、客席後方から中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎の3人がサプライズで乱入したのです。連日の過密スケジュールで疲労困憊だった草彅と香取の顔に一瞬で満面の笑みが広がり、5人揃って代表曲「世界に一つだけの花」を大合唱しました。
リーダーの中居が「慎吾と剛が頑張ってるから応援に来た」と語ったこの場面は、グループの固い絆を象徴する決定的瞬間となりました。この熱気は数字にも表れ、2005年の番組平均視聴率は歴代屈指となる19.0%、瞬間最高視聴率はフィナーレ直前の36.8%に達するなど、記録的かつ記憶に残る大成功を収めました。