日本国内において「人の家に上がって家事をする仕事」のイメージを大きく更新した背景には、テレビドラマや動画配信サービスの存在がある。
かつて社会現象を巻き起こしたドラマ『家政婦のミタ』では、ミステリアスでありながら完璧に家事をこなすプロの姿が描かれ、従来の家政婦像に強烈なインパクトを与えた。その後、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』では、契約結婚という斬新な切り口を通じ、家事労働の経済的価値や職業としての側面がポップに描写され、若い世代における利用ハードルを一気に引き下げた。
近年では、Netflixなどのグローバル配信プラットフォームでも、ハウスキーパーや家庭内インフラをテーマにしたヒューマンドラマやリアリティ番組が多数配信されている。かつての陰の存在から、家族の絆を修復し個人のキャリアを支える「パートナー」としての認知が広がりつつある。