結論から述べると、国土交通省の国土形成計画や総務省の統計区分において、日本の三大都市(三大都市圏)の中核として位置づけられているのは東京・大阪・名古屋です。
ネット上や日常会話では「人口なら横浜のほうが上」「勢いなら福岡ではないか」という声が頻繁に上がります。しかし、都市の格付けを決定づけるのは自治体の境界線内にとどまる人口数ではありません。背後にどれほど広大な経済圏を従え、独立した都市機能を完結させているかという「都市圏の自立性」が最大の判定基準となります。
名古屋市を中心とする中京圏(中京工業地帯)は、自動車・航空宇宙産業を核とした強固な製造業基盤を有し、独自の広域中枢機能を確立しています。東京への一極集中に抗しうる自立した経済エコシステムを維持している点こそが、名古屋が揺るぎない3番手として定着している最大の理由です。