関越道を利用する多くのドライバーが驚く仕掛けが、高坂サービスエリア上下線行き来方法のシンプルさです。敷地内の中央部には上下線を結ぶ連絡階段と専用の歩行者通路が整備されており、車両を移動させることなく人間だけが徒歩で上下線を自由に行き来できます。
高速道路のサービスエリアは通常、上下線で完全に隔離されているのが一般的ですが、高坂SAは高低差を活かした立体構造によって双方が接続されています。上り線の駐車場に車を停めた後、案内看板に従って連絡通路を渡るだけで、わずか徒歩2〜3分程度で下り線の商業施設へアクセス可能です。
この連絡通路を活用することで、以下のような独自のメリットを享受できます。
- 店舗の選択肢が2倍に拡大:上り線のテナントだけでなく、下り線に展開するカフェや専門店(かつや等)のメニューも同一の休憩時間内に楽しむことができる。
- ペット連れドライバーの救済:高坂サービスエリアドッグラン施設は下り線側に設置されているため、上り線利用時でも連絡階段を経由して愛犬をドッグランで遊ばせることが可能。
- 限定商品のクロスバイ:下り線限定のベーカリーやお土産スイーツを、東京への帰り道である上り線利用時に購入できる。
ただし、物理的に行き来できるのは「歩行者のみ」であり、ETC車を含め自動車で上下線をUターンすることは構造上不可能です。ETC車線やスマートICの誤進入防止ゲートが厳格に管理されているため、車の移動を伴う通行はできません。