ツーブロック七三分けで失敗する人の多くは、美容室や理容室での「伝え方」と「自分の顔型のバランス」を考慮できていません。理想の仕上がりを叶えるための骨格別アプローチと、オーダー時のポイントを解説します。
1. 顔型別のシルエット調整ルール
人間の顔型は主に4タイプに分かれますが、それぞれ意識すべき縦横比率が異なります。
- 丸顔タイプ:トップにしっかり高さを出し、サイドのツーブロックは短めに引き締めて縦長の「ひし形シルエット」を作ります。前髪を上げて額を出すことで顔の丸みを打ち消せます。
- 面長タイプ:トップに高さを出しすぎると顔の長さが強調されるため、トップは低めに抑え、前髪は少し斜めに流して額の露出を半分程度に調整します。サイドは極端に白く刈り上げず、6mm以上で厚みを残すのが鉄則です。
- ベース型(エラ張り)タイプ:直線的な七三分けが最も似合う骨格です。トップとサイドにメリハリを効かせ、ハチ周りのボリュームをしっかり削ることで、エラ周りの視線を上に逃がす効果があります。
- 卵型タイプ:ほぼすべてのツーブロック七三が似合います。好みのテイストや職場の基準に合わせて自由にミリ数を選択して問題ありません。
2. サロンで失敗しないオーダーの4ステップ
美容師や理髪師に希望を伝える際は、曖昧な表現を避け、以下の4項目を順序立てて伝えることでイメージの齟齬をゼロにできます。
- サイドのミリ数を指定する:「地肌が青白く透けない程度なら6mm〜9mm」「シャープに引き締めたいならフェードの3mmから」と具体的に指定します。
- 刈り上げる高さを伝える:こめかみ付近の骨の出っ張り(ハチ)より下に収める「低めのツーブロック」か、上まで刈り込むかを伝えます。初めての場合は「低め・かぶせ気味」が無難です。
- 分け目の位置を決める:黒目の外側の真上、あるいは目尻の真上が黄金比率です。鏡を見ながら担当者とパートラインの位置を確認します。
- 前髪を完全に上げるか流すかを指定する:フォーマルに額を全開にするのか、少し毛先を下ろして横に流すのかで、カットする前髪の長さが数センチ単位で変わります。