これほどの実績を持つ企業でありながら、なぜネット上ではネガティブな検索ワードが絶えないのでしょうか。取材班が利用者の体験談や業界関係者の証言を突き合わせたところ、マルコが怪しい理由として3つの要因が浮かび上がりました。
1. マルチ商法(MLM)と混同されやすい「友人紹介システム」
最も多い誤解が「ねずみ講やマルチ商法ではないか」という疑念です。マルコでは既存会員が知人を紹介するとポイントや特典が付与される「お友達紹介キャンペーン」を長年実施しています。サロンの会員が熱心に友人を無料体験へ誘う姿が、ネットワークビジネスの勧誘活動と酷似して見えるため、警戒心を抱かせる要因になっています。しかし法的には、一般消費者が販売員となってピラミッド組織を構築する連鎖販売取引ではなく、企業が直営店で直接販売する形態をとっています。
2. サロンコミュニティの熱量が生む「宗教的」な空気感
マルコの宗教の噂の真相を探ると、教義や特定の信仰が存在するわけではありません。原因はサロン内部の独特な熱気にあります。定期的に開催されるボディメイクコンテストや、スタッフと会員が一体となって理想のプロポーションを目指すカルチャーは、共感する人には温かい居場所となる反面、外から一歩引いて見る人には「洗脳のようだ」「異様な連帯感がある」と映ってしまうのです。
3. 無料試着から高額クロージングへの心理的プレッシャー
マルコの勧誘の実態に関しては、過去の強引な営業スタイルに対する悪評が今なお尾を引いています。「無料試着だけのつもりだったのに、個室で2〜3時間かけて全身セットの必要性を説明された」「断りにくい雰囲気を作られた」という体験談がネット掲示板やSNSに蓄積されてきました。現在では特定商取引法やコンプライアンスの強化により、無理な引き止めは厳しく制限されていますが、対面営業特有の熱心なアプローチに圧倒される利用者は依然として存在します。