大谷がもたらした「猶予」を、ドジャースのフロント陣が無駄にするはずがなかった。浮いた資金は、すぐさま先発投手陣の補強や、実績のあるブルペン陣の獲得へと回された。山本由伸との超大型契約をはじめ、毎年のように大物フリーエージェント(FA)を狂ったように獲得できるのは、大谷の「実質200万ドル」という超低コスト運用があるからに他ならない。
他球団のGMたちは「不公平だ」と裏でこぼすが、ルール上は完全に合法だ。ドジャースは資金力があるだけでなく、大谷という「究極のシステムハック」を手に入れたことで、2026年現在もメジャー最強の軍団として君臨し続けている。