Pタイルとは?クッションフロアとの違いや費用・Diy貼り方をプロが解説

Pタイルとは?クッションフロアとの違いや費用・Diy貼り方をプロが解説

Pタイルとは?クッションフロアとの違いや費用・Diy貼り方をプロが解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

Pタイルとは、一般社団法人日本床材料協会の規格にもある「塩化ビニル樹脂系床タイル」のうち、主にプラスチックタイル(Plastic Tile)を指す通称です。もともとは大手建材メーカーである東リが製造・販売した登録商標「Pタイル」が業界内に広く普及し、硬質塩ビタイルの代名詞として定着した背景があります。

主原料は塩化ビニル樹脂、炭酸カルシウムなどの無機充填材、可塑剤、顔料です。高圧プレスで板状に成形されており、厚みは2.0mm〜3.0mm程度が標準です。Pタイルの最大の特徴は、一般的な住宅用ビニル床材に比べて「硬く、傷や摩耗に極めて強く、耐薬品性・難燃性に優れている」点にあります。この特性から、土足歩行が前提となるコンビニエンスストア、スーパー、学校の廊下、病院、オフィスビルなどで半世紀以上にわたり主力の床材として採用され続けています。

単層(コンポジション)と複層(ホモジニアス)の構造差

Pタイルを語るうえで欠かせないのが「コンポジションビニル床タイル」と「ホモジニアス/複層ビニル床タイル」の分類です。建材カタログ(東リやサンゲツなど)では以下のように区分されています。

  • コンポジションタイル(東リ Pタイルなど):全体が均一な単層構造、もしくは摩耗層が厚い構造。表面が削れても下から同じ色柄が現れるため、極めて高い耐摩耗性を持ち、店舗や学校に最適。
  • 複層ビニル床タイル(一般的なフロアタイル):基材の上に高精細な木目や石目の印刷フィルムを重ね、透明なクリア層で保護した構造。デザイン性が非常に高い一方、強い衝撃や鋭利な傷で下地層が露出することがある。
石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。