Feロイが弱いと言われる真相は?遅いクラスチェンジと現在の評価

Feロイが弱いと言われる真相は?遅いクラスチェンジと現在の評価

Feロイが弱いと言われる真相は?遅いクラスチェンジと現在の評価の真相について、専門知識を基に徹底解説します。

歴代FEシリーズの主人公たち――例えば『蒼炎の軌跡』のアイクや『聖戦の系譜』のシグルドが単騎で戦線を突破する「無双系ユニット」として語り継がれる一方、ファイアーエムブレム 封印の剣 ロイには「か弱い指揮官」「護衛対象のお荷物」という不名誉なレッテルが貼られがちでした。この声が生まれた最大の根拠こそが、FEロイ 弱いと言われる理由として必ず槍玉に挙がる「異常なまでのクラスチェンジ(CC)の遅さ」です。

本作において、ロイが「ロード」から上位職「マスターロード」へ昇格するイベントが発生するのは、本編終盤である第21章クリア後。真エンディングを目指すルートが全25章構成であることを踏まえると、実に全体の約85%以上を下級職のまま戦い抜かなければなりません。

下級職である以上、レベル上限は20で頭打ちとなります。経験値の配分が重要なシミュレーションRPGにおいて、第10章〜第15章前後でレベルカンストに達してしまったロイは、敵を倒しても経験値を一切獲得できず、ただ前線で敵の攻撃に怯えながら輸送隊や制圧地点へ運ばれるだけの存在になり果てます。上級職がひしめく難関マップの最中、下級職の低いステータス上限に縛られたまま、敵の長射程魔法や特攻武器に晒され続けるプレッシャーは、プレイヤーの脳裏に「ロイ=弱い・守るのが大変」という強烈なトラウマを刻み込みました。

また、封印の剣 ロイ 成長率の設定もその印象に拍車をかけています。HP80%、幸運60%、技50%と優秀な数値を誇る一方、戦闘の決定打となる「力」と「速さ」はともに40%、物理防御の要である「守備」は30%に留まります。尖った強みのないバランス型の配分は、ハードモードなどの過酷な環境下において「ヘタレる(期待値を下回る成長をする)」リスクを常に孕んでおり、追撃を出せないばかりか反撃で即死する事態を頻発させました。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。