トシの画像で生理痛が和らぐ?Sns都市伝説の科学的根拠と医師の見解

トシの画像で生理痛が和らぐ?Sns都市伝説の科学的根拠と医師の見解

トシの画像で生理痛が和らぐ?Sns都市伝説の科学的根拠と医師の見解とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

「タカトシのトシの画像を見るだけで生理痛が和らぐ」という現象に対し、多くの産婦人科医や心身医学の専門家は「医学的な治癒ではないが、疼痛緩和の機序として十分に説明がつく」という見解を示しています。具体的には、以下の3つの生理学的・心理学的プロセスが関与しています。

第一に「ディストラクション(注意の転換)効果」です。人間は痛みに意識を集中させると、脳の痛覚伝達系が過敏になり、より強い苦痛を感じる性質があります。激痛の中で「なぜトシの顔を見なければならないのか」という不条理な状況や独特のビジュアルに意識が奪われることで、痛みのシグナルを中継する脊髄のゲートが閉じ、痛覚の認知レベルが低下します。

第二に「プラセボ(偽薬)効果」の関与です。SNS上で大量の「効いた」という口コミを目撃することで、「これを見れば楽になるかもしれない」という期待感が脳内で形成されます。期待が高まると、脳内では天然の鎮痛物質と呼ばれる「β-エンドルフィン」や安心感をもたらす「オキシトシン」が分泌され、実際に局所の痛みが緩和されるのです。

第三に「笑いと自律神経の調整」です。トシの画像を見て思わずクスッと笑ってしまうことで、副交感神経が優位になります。生理痛の主因の一つはプロスタグランジンによる子宮の過剰な収縮と血流不全ですが、副交感神経が働くことで血管が拡張し、骨盤周辺の血行不良が改善される副次効果が期待できます。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。