海岸を散策する際に必ず知っておくべき重要な注意事項が、岬先端部分の規制です。現在、長者ヶ崎の先端部が立ち入り禁止となっている最大の理由は、風化に伴う急激な崖崩れや落石の危険性が高いためです。
長者ヶ崎を形成する凝灰岩質の地層は長年の波食と風雨によって脆くなっており、過去にも崩落事故が発生しています。来訪者の安全確保を最優先とするため、岬の根元部分には侵入を防ぐフェンスと警告看板が設置されています。「少し先まで歩いてみたい」という誘惑に駆られる景観ではありますが、ロープや柵を越えて進入する行為は極めて危険です。絶景は砂浜や安全な遊歩道、展望スペースからゆったりと鑑賞するのが鉄則です。