SNSや口コミサイトを調査すると、「撮影自体は楽しかったけれど、納品されたデータを見て落ち込んだ」という告白が後を絶ちません。取材を進めると、花嫁たちがウェディングドレス前撮りで後悔した理由には共通する構造的な問題が浮かび上がってきます。
大手結婚情報サービス利用者の手記や体験談を検証したところ、最も多い後悔は「指示書の準備不足」でした。「プロのカメラマンだからお任せしていれば素敵に撮ってくれる」と思い込んでいた結果、出来上がった写真が格式張った立ち姿ばかりで、希望していたナチュラルな横顔やドレスの裾のなびきが1枚も残っていなかったというケースです。
また、体型や姿勢に関する悔恨も目立ちます。普段は気にならない二の腕の角度、猫背、ドレスに乗ってしまった背中のお肉など、撮影中のちょっとした意識で防げたはずのポイントが、高解像度のデータによって露骨に可視化されてしまうのです。撮影中にモニターをこまめにチェックさせてもらい、自分の写り方をその場で微調整する勇気を持てるかどうかが満足度を左右します。