12本のバラが持つ意味とは?ダズンローズの真実と失敗しない選び方

12本のバラが持つ意味とは?ダズンローズの真実と失敗しない選び方

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SNSやネット上の質問掲示板を調査すると、「プロポーズの花束が12本だけだと、しょぼいと思われないか」「ケチったと誤解されないか」という不安の声が定期的に散見されます。しかし、生花店の現場やプロポーズを受けた当事者たちの証言を掘り下げると、まったく異なる実態が浮かび上がってきます。

都内の一流ホテルで提携フラワーコーディネートを手掛けるチーフフローリストは、近年の利用者の傾向について次のように証言しています。

「かつてはバブル期の名残で、両腕に抱えきれないほどの108本を注文される方が目立ちました。しかし現在は、最高級ランクの大輪品種(アマダやサムライ08など)を指定し、12本を美しくラッピングして贈る男性が大幅に増えています。質の高いバラは1輪の直径が10cm近くまで開き、12本束ねるだけでも息をのむような気品と重厚感があります。本数で圧倒するのではなく、花のクオリティと12の意味を丁寧に伝える方が、今の女性にははるかに響きます」

実際に108本の花束を受け取った女性の手記やアンケート調査では、「感激したけれど、重すぎてレストランからタクシーまで運ぶのが大変だった」「自宅の狭い玄関に置き場がなく、花瓶が足りずに洗面台や鍋に挿すことになり、枯れゆく姿を見るのが辛かった」というリアルな本音も吐露されています。見栄えの良さと、受け取った後の生活動線。この2つのバランスを冷静に見極める視点が不可欠です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。